<< 4 月 |
「日本語教室」 |
Buenas Tardes!!
ドミニカのアカデミーでは、半年に一度、広島市立大学の学生が
インターンシップ生として約5か月間研修をしています。
その研修のなかで、インターンシップ生は週に2回、
選手やスタッフ向けに日本語教室を開催しています。
右が先生役のインターンシップ生、左で勉強しているのがブルペン捕手たちです。
契約選手や練習生たちは自由参加ですが、ブルペン捕手だけは必ず参加するようになっています。
先日のうらブロ!で松本2軍マネージャーが紹介していたので、ご存じの方も多いかもしれませんが(その時の記事はこちら>>)、実はアカデミーからは選手だけでなく、ブルペン捕手も日本へ派遣しています!
そのため、
ピッチャーが気持ちよく投げられる捕球技術だけでなく、
日本語能力も養ってもらっています。
日常会話から、野球用具の日本語、
バッテリー間でよく使う「球種」や「コース」などを中心に勉強中です!
この日はちょうど復習テストの日。
みんな「うーん、うーん、、、」と言いながら頑張っていました!
テストは僕も苦手でしたね~(笑)
日々勉強あるのみ!Gambatte!!
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「アカデミーのスカウト」 |
Buenas Tardes!!
アカデミー駐在員の八谷です。
アカデミー出身のバティスタ、メヒアが活躍しているニュースを見かけるたびに、
駐在員としては嬉しい気持ちでいっぱいになります!!
嬉しすぎて、動画サイトなどでファンの方が撮影したバティスタ、メヒアの動画がないか
検索したりもします(笑)
さて、今回はそんなドミニカ人選手を発掘する仕組みを紹介したいと思います。
カープアカデミーでは、他のアカデミーやプロ球団と契約していない選手を、
まずは“練習生”として在籍させ、練習を積ませます。
その“練習生”をスカウトし、アカデミーに連れてくるスカウトがこちらの3人。
左からリベラさん、アコスタさん、ベルンハルトさん。
この3人のスカウトたちは、各地区に配置している情報提供者から各地の選手情報をもらって、
ドミニカ全国各地でトライアウトを行い、合格した選手をカープアカデミーへ連れてきます。
そして、以前うらブロでもご紹介したアカデミーでのトライアウトで合格すれば
“練習生”となるのです。
≫≫ 4/9「トライアウト」記事へ
その練習生の中でも、今後大いに成長が期待できる、もしくは日本へ派遣して活躍できる才能がある、という評価が下れば、アカデミーの“契約選手”として契約します。
さらに、その契約選手の中から日本へ派遣する選手を選ぶ、という流れです。
バティスタ、メヒア、フランスアの3人もこの過程を経て、現在日本でプレーしています。
故郷ドミニカから遠く離れて頑張る3人への応援、よろしくお願いします!!
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「フェリア デ リブロ」 |
Buenas Tardes!!
アカデミー駐在員の八谷です。
日本ではGW真っ盛りですね!!
僕は生まれも育ちも広島なのに、フラワーフェスティバルは小学校1年生の時に行って以来、
かれこれ25年近く行っていません。しかも行ったのは1回きりです。
さて、ドミニカも春になるとお祭りがあるんです。
毎年4月中旬から5月上旬には、
「フェリア デ リブロ(本の市)」という祭りが2週間ぐらい開かれます。
並んでいる店、全て本のお店です。
古い書物から小説、子供向けの絵本までたくさんの種類の本を買うことができます。
このお店は小さい本を販売しています。
コチラは手のひらよりも小さい野球の本、中身もちゃんとしています。
値段は200ペソ=約500円。
こっちはインテリア用ですが、タイトルを見ると右から
「I.君が好きだ」「Ⅱ.君が欲しい」「Ⅲ.君を愛す」と書いてあります。昼ドラのようです。
昼間はこのように落ち着いていますが、夜になるとそこはお祭り好きのドミニカ人、
本の市なのになぜかコンサートが開かれ、花火も上がり、夜遅くまで大騒ぎです(笑)
実は僕たち駐在員のアパートは、この本の市が開かれる場所の目の前なので、 この時期になると毎晩夜遅くまで大騒ぎの音や渋滞時のクラクションで、 静かになることがありません。
ただ、この騒音をきくと、「あーまたこの季節がやってきたなぁ」と春からそろそろ暑くなる頃だなぁと感じるのと同時に、広島のことも思い出す今日この頃です。
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「KYOKA」 |
Buenas Tardes!!
アカデミー駐在員の八谷です。
今日はアカデミーの練習風景の一部をご紹介します。
アカデミーの選手たちが皆「キツイ」と口にする「KYOKA」というメニューがあります。
これは8メートルくらいの間隔を横跳びで往復してボールを持ち運ぶ、
「ペッパートレーニング」の一種です。
僕も学生時代は野球部だったんですが、当時こういうメニューが大嫌いでした。
横跳びの時にできるだけ低い姿勢でやらないといけないのですが 、下半身がとてもきついです。
ドミニカ人選手はこの下半身トレーニングが苦手なようで、この「KYOKA」を体験した練習生が、「ここの練習はキツイ」と言って帰ってしまうこともあります(笑)
しばらく在籍している選手は難なくこなせています。
こっちは低い姿勢のまま右足から左足、左足から右足へ体重移動するトレーニング。
この日は、雨でグラウンド状態が悪かったので、野手も「KYOKA」中心のメニューだったようです。やっぱり野球は下半身が大切なので、しっかりと「KYOKA」してほしいですね!!
ちなみにアカデミーに赴任した当時、この「KYOKA」という単語を思わずスペイン語の辞書で調べてしまいましたが、そのまま日本語の「強化」でした(笑)
日本に行った選手やブルペン捕手が、練習メニューと共に日本語も持ち帰っているんですね。
アカデミーの選手たちも、レベルアップを目指して日々頑張っています!
応援よろしくお願いします!
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