「コツコツ整える」 |
2017.8.31
こんにちは!
最近朝晩が少し涼しくなっていましたね~
早く秋が来~~い!と思っている奥田です!笑
今回もさらにマニアックなネタをご紹介したいと思います!
さ~てこれは何でしょうか?
一見ただの土ですが、
厳密に言うと、マウンドに埋め込まれている「粘土の削りカス」です。
マウンドには固さを保つために粘土が埋め込まれていて、
毎試合終わるごとに粘土を叩いて固くしていきます。 この叩く作業の前に、粘土と他の土を分ける必要があるため、
ナイターが終わって静まり返ったグラウンドで、コツコツ削って分けているんです。
1試合終われば結構な量の削りカスが出るんですよ^^;
そしてこれが、、、、
開幕から約5か月の間の削りカスの量です!
およそ150袋くらいはありそうですね(+o+)
この仕事はマウンドを担当している先輩グラウンドキーパーが毎試合作業しているので、
僕はやっていないのですが・・・これはしんどそうなのであんまりやりたくないです(笑)
でもそんな先輩たちの力になれるようしっかり働くのみです!
よーし、しっかり働くぞー(^^)
………………………………………………………………………………………………………………………
「傷つけて整える!?」 |
2017.8.29
皆さんこんにちは!
今回は新しい塁ベースが試合で使われるまでの工程を紹介します(^^)
綺麗なベースですねー!
以前に載せたベースとは比べものになりません!笑
惚れ惚れしちゃいますね!笑
以前載せたベースの『白さの秘密』はこちら
でも、この綺麗なベースになんと傷を入れるんですΣ(゚д゚lll)
さーて、なぜ傷を入れるのでしょうかー?
今回はちょっと考えてみてください!笑
・・・さて、正解は・・・
傷を入れずに試合で使用すると、ベースの表面でスパイクが滑ってしまうからなんです!
それを防ぐために、いつも新しいベースにはサンダーで傷を入れています。
傷を入れたベースがこちら。
見えにくいかもしれませんがしっかりと傷が入っています!
そして最後に、
ベースを地面に固定する金具をつけて完成です(^^)
このような作業を経て初めて試合で使われる訳であります!
シーズン終盤戦!
皆さんも全力応援よろしくお願いします!
………………………………………………………………………………………………………………………
「整える精神」 |
2017.8.27
皆さんこんにちは!
※写真はただ僕のお気に入りの写真です笑
優勝へのマジックも点灯し、応援がさらに熱が入るところですね(^^)
暑い日が続きますが、夏バテしてませんか?
僕はまだ若いので元気いっぱいです!笑
毎日、グラウンドコンデションに問題がないよう細心の注意を払って整備し、万全の状態を整えているつもりですが、選手たちももっとよいプレーをするために僕らグラウンドキーパーと同じようにグラウンドの状態を敏感に感じています。
そんな選手たちとの会話の一部がこちら
ある選手 「ちょっといい? もう少しバッターボックスの粘土固めにできる?」
奥田 「柔らかすぎますか?」
ある選手 「連戦の初日はいんだけど、2試合目・3試合目になると軸足のところが柔らかいのがきになるんよ・・・」
奥田 「分かりました!今は連戦が終わってから叩いて固めてるんですけど、次からは1試合終わるごとに軸足の部分だけでも叩いて固めてみます!」
ある選手 「ありがとう!ごめんけどよろしく!」
こんな感じで、整備をしているとたまに選手からリクエストをもらうことがあります。
今回のケースでは、1試合終わるたびにバッターボックスの軸足の部分だけ粘土の補修を行うように変更しました。
選手たちがよいプレーをしてファンの皆さんに喜んでもらえるよう、整え方を日々研究して改善していきたいと思います!
………………………………………………………………………………………………………………………
「朝のスタジアム」 |
皆さんこんにちは!
今日は朝のマツダ スタジアムからお届けしたいと思います!
マツダ スタジアムでナイターがある場合、
一部の選手は全体練習よりも早く来て「特打」をします。
「特打」とは、マシンにセットされたボールを1時間ひたすら打ち続ける練習なんですが、
このような早出の特打をするために、ぼくたちグラウンドキーパーが朝から準備をしてます。
このように打てる環境を午前中にセッティングするのも僕たちの仕事です!
この動画を見て分かる通りかなり綺麗な球場です!笑
今更ながらですが^^;
夕方の試合前の雰囲気とは違い静かで清々しい感じです(^^)
また更新します!
奥田でした!