「スカウトの視点(その3)~野手の守備編~」 |
皆様、
お待たせしました(´∀`)ノ!
僕がスカウト活動で選手のどんなところを見ているかをお話しするシリーズ「スカウトの視点」。
今回も簡単にですがお伝えしたいと思います!
(前回までの記事はこちら》》》 「その1」「その2」)
前回までは選手の「心」の部分に注目してきましたが、今回からはいよいよ「体」や「技術」の部分に注目していきたいと思います!
まず今回は「野手」を見る場合。
特に、「守備」に関する視点をお話したいと思います。
僕はお目当ての選手が出る試合を見に行く場合、だいたい試合開始1時間前には球場入りして、キャッチボールやシートノックから見ていきます。
ここでさまざまなことを細かくチェックしていくのですが、重要なチェックポイントの一つが「走り方」です。
これは、単に足が速い/遅いという評価だけではありません。
一言で言うと、走り方を見て「”バネ”を感じる」かどうかを重要視しています。
表現が難しいのですが、、、バネを感じる走り方というのは、”飛び跳ねるように”走っているように見えます。
僕は、足の速さはトレーニングを積めばある程度までは速くなると考えているので、現時点でたとえ足が速くなくても、バネを感じる走り方をしていれば、将来性を感じます。
例えば、高校生の時にはあまり目立たなかったにも関わらず、大学や社会人で急激に伸びたりする選手には、こういうタイプが多いと感じています。
その他にも、O脚か内股か、といったところにも注目しています。
どちらも決してダメということではありませんが、どちらも力のロスが発生してしまう可能性があるので、今後の伸びしろを考えるためのポイントとしてチェックしています。
その他には、当たり前かもしれませんが、守備中のプレーなどを見ながら「肩の強さ」「打球への入り方」も重要なチェックポイントとして見ています。
「肩の強さ」については、遠くまで速く投げられるかという点はもちろんですが、野手であってもボールの”キレ”もチェックしています。
これも表現が難しいのですが、”キレのあるボール”だと、ワンバウンドしたあとも勢いが衰えません。
「打球への入り方」については、例えばフライを捕球する際、これも当然ですが、落下地点に入るまで無駄のない素早い動きができているのが理想です。
”無駄なく素早い動き”をするためには、目線がぶれることなく移動することが必要で、そのためには低い姿勢のまま移動することが重要です。
この”低い姿勢のまま移動する”ためには、十分な筋力が必要不可欠なので、この動き一つから「技術」と「体」両方のことを見極めています。
以上、スカウトの視点(その3)でした!
次回もお楽しみに!
「大先輩の母校」 |
皆様、こんにちは!
スカウト部の末永です(´∀`)ノ!
前回まで2回に渡ってお伝えした「スカウトの視点」は今回はお休み!
そんな私は今、我らがカープの大先輩の母校に来ております!
私が現役の時は憧れの存在であり、今でも尊敬している大先輩です!
練習の取り組み方や普段の生活、食生活などストイックすぎるほど、野球に対してとても熱い方でした!
さて皆さん、我らがカープの大先輩・・・お分かりですか?(^○^)
皆さんならすぐに分かりますよね・・・?